TECTEC中田です!
クリエイティブを仕事にしようとする人にとって、PCやデザインのスキルはもちろんですが、自分の考えを上手く言語化し相手に伝える「国語力」や「文章力」もできるだけ磨いておきたいところ。
そのためには「本を読む」のが最も近道です。
「若者の活字離れ」とよく言われますが、決して本を読む意欲が低下したことだけではなく、物価高で本の価格が年々上昇しており「本を買う機会」が減ってしまったのも原因のひとつ。
TECTECの1階には大きな本棚があり、皆さんが自由に読めるデザイン・ビジネス関連の書籍や文庫本などが豊富に揃っていますので、ぜひ活用してください。
(過去記事)まるで小さな図書館!TECTECスクール1階本棚紹介
さて、今回は
・TECTECの本棚にない本を探している
・落ち着いた環境でじっくりと調べものをしたい
・知識欲をとことん満たしたい!
と思ったとき、無料で利用できる公共の図書館について紹介したいと思います。
図書館といえば学生時代は「長期休暇中に自習する場所」というイメージが強かったと思いますが、実は美術・映画から写真集・デッサン集に至るまで、ありとあらゆるクリエイティブのジャンルを網羅した書籍の品揃えを誇っているのが魅力です。
TECTECがある天王寺エリアをはじめ、大阪市中心部にある有名な図書館を3館ピックアップしましたので、気になった方は一度訪れてみてください!

まずはTECTEC天王寺から徒歩約20分、自転車で約8分の場所にある大阪市立天王寺図書館。
蔵書数は10万冊以上で、1階と中2階に本棚があります。
どちらにお住まいの方でも館内での本の閲覧は自由となっており、中2階にはパーテーション付きの読書カウンターも設置されていて過ごしやすい環境です。
本を借りるには「図書館カード」の登録が必要で、大阪市内在住・在勤・在学の方ならカードを作れます。
ちなみにこの図書館カードは、大阪市内の各区にある全ての市立図書館共通のカードになっているため、どこか1ヶ所の図書館でカードを発行すれば他の市立図書館でも利用できるので便利です。
また、探している本がなかった…という場合でも、館内のPCにある蔵書検索サービスで調べて、他の市立図書館に所蔵されていれば(誰かに貸し出されていない場合は)取り寄せてもらうことも可能。
ちなみに、TECTECの利用者が製作に携わった、地域情報のフリーペーパーも置いてありますよ。

続いては、大阪メトロ(地下鉄)長堀鶴見緑地線「西長堀」駅に直結している、大阪市立中央図書館。
蔵書数は227万冊と大阪市立図書館でも最大級で、地下1階から地上3階までのフロアが一般の利用者に開放されています。
ちなみに看板に書かれている「辰巳商会」とは大阪の企業で、2019年に大阪市からネーミングライツ(命名権)を買い取りました。
いわゆる「冠スポンサー」に近いもので、大阪ドームが「京セラドーム」になっているのと同じ意味合いです。
ネーミングライツについては、クリエイティブの仕事に就いたときにスポンサーロゴなどの作成で関わることがあるかもしれませんので、この言葉を覚えておいて損はありません。
大阪市立中央図書館の特徴は、膨大な蔵書数もさることながら、視聴覚(AV)コーナーが設置されていることです。
CD・DVDなどを館内の専用ブースで聴くことができます。
書籍だけでなくクリエイティブ系(デザインや映像関連)の雑誌も多く、ボックスごとにバックナンバーが整理されているため「あの号を見逃した…」という場合でも見つかる可能性があります。

1階の展示コーナーでは歴史や文化に関する展示イベントが常時開催されています。
カフェも併設しており、1日中滞在しても飽きることがありません。
もちろん大阪市共通の「図書館カード」で本を借りることができます。

最後に紹介するのが、大阪府立中之島図書館。
1904(明治37)年に「大阪図書館」として開館した、歴史を感じる建造物の中に約55万冊の蔵書があります。
こちらは先ほどの2つの市立図書館と違い「大阪府立」ですので、大阪府内に在住・在勤・在学の方であればどなたでも本を借りることが可能。
さらに大阪以外でも、近畿圏に在住していれば本を借りられるとのことです(近畿圏の詳しい範囲はお問い合わせください)。
なお、本の貸出に際しては、大阪市立図書館で登録した図書館カードではなく府立図書館用のカードを別に登録する必要がありますので、ご注意ください。
府立図書館用のカードはこの中之島図書館および、東大阪にある「大阪府立中央図書館」と共通になっており、どちらかでカードを作れば両方で利用できます。
東大阪のほうは一般書から学術書まで幅広い分野の本が揃っているのに対し、中之島図書館はどちらかといえば大阪に関する古地図や文献を含めた「郷土史的」な資料を豊富に取り揃えているようです。
「大阪の歴史を調べたい」という場合に、この図書館の存在がきっと役立つはず。

また、中之島図書館はなんといっても大阪のレトロ建築を代表する建造物であり、美しい内部構造もクリエイティブな発想を刺激してくれるでしょう。
併設されているカフェも人気で、本を読む・借りるだけでなく、観光スポットのひとつとして外国人の方々の姿も多く見かけます。

以上、TECTECに通っている利用者の皆さんが比較的訪れやすい、大阪中心部にある図書館3選でした。
0を1にする「ゼロイチ」の発想が大切なクリエイティブの仕事は、順調に進むこともある一方で、何も思いつかず行き詰まることもしばしば。
気分転換に図書館で面白そうな本を読んでいるうちに、もしかしたら新しいデザインや映像制作のアイデアが思い浮かぶかもしれませんよ!
※本文中のデータ・最新情報などは以下のサイトを参考にさせていただきました。
<Wikipedia>