【レポート:特別講義】「にゃんこ大戦争(7600万DL以上)」のプロジェクトマネージャー升田 貴文氏の授業が開催されました

TECTECの山本健太(水曜TECTECチューター担当/学生/株式会社TRIBE クリエイティブ担当)です!

本日は10月に開催されました升田 貴文氏による特別講義の様子を僕からレポートさせていただきます。

●にゃんこにはじまりにゃんこに終わる、
小人数ゲーム制作の裏側!

10月14日(金)、全世界で大ヒットした「にゃんこ大戦争(7600万DL以上)」のプロジェクトマネージャー升田 貴文(ますだ たかふみ)氏に、TECTEC役員・アダチがファシリテーターの元、GAME業界最前線で活躍されてこられた升田氏ならではのお話を伺いました。

【登壇者】升田 貴文氏プロフィール

株式会社イグニッション・エム 代表取締役社長

ポノス株式会社在籍中に、全世界で大ヒットした「にゃんこ大戦争(7600万DL以上)」のプロジェクトマネージャーとして開発・製作・企画に関わる他「Mr.シリーズ(2000万DL以上)」などを手掛ける。ポノス株式会社の創業期や専務取締役などを経て2016年に独立し、株式会社イグニッション・エムを設立。現在に至る。

講義前半は升田氏に、超ヒット作「にゃんこ大戦争」のほか、数々のゲームをてがけられてきた中での苦労話から、楽しかった思い出話まで、隅々までじっくりお話しいただきました。

●楽しい仕事をすること、そして
「誰かのために」つくる、という大切さ

中でも「ゲーム開発は楽しい、誰かのために常に意識して作るべし。」という言葉が印象に残っています。TECTECスクールの授業でも「誰のために?」という視点を大切にしているからです。

今回、このTECTECスクールの場で、升田さんのようなトップクリエイターからも同様のコメントをいただけたことに、スタッフ一同とても勇気づけられたのでした。

講義後半は、利用者さんからの質問にお答えいただく時間に。

「どの人たちに向けて『にゃんこ大戦争』を作ったのですか?」

「学生の時将来のことに向けて頑張ったことは何ですか?」

「ゲーム制作において影響を受けたゲームはありますか?」

などなど…。

実に十数問以上の質問が寄せられていましたが、

その全ての質問に升田さんは、ひとつひとつ丁寧にお答えくださいました。

質問が進むにつれて、ファシリテーター・アダチの切り込みトークもどんどん白熱。

その質疑応答でいただいた回答のひとつが、升田さんは小さい頃から大のゲーム好きで、好きなことができる仕事を探した結果、就職先にゲーム会社を選んだ、ということでした。

好きなことを貫くことは、道を開く大きなきっかけにもなるのだなあと、改めて考えさせられた次第です。

●利用者さんたちのメモも、眼差しも、
いつもの授業以上に(⁉️)真剣!

特別講義後半の時間ギリギリまで、利用者さん全員の質問に、丁寧に分かりやすく面白くお答えいただいた升田さん。その結果…

皆さんめちゃ真剣な表情に!!!

生徒さんにとってもスタッフにとっても、大変実りある質疑応答となりました。

授業の終わりには特別に、かわいいにゃんことねこの直筆サインを一人一人いただきました…!(「にゃんこ大戦争」ファン垂涎です!)

さらには嬉しいことに、升田さんからのサプライズプレゼントも!!

利用者の皆さんも嬉しそうにお持ち帰りになられ、大変有意義なイベントになりました。

イベント終了後は、ちゃっかりTECTECスクール宛にも記念のサインをいただきました。

写真はその際、升田さんと支援員の小出とでおさめた記念の1ショット。

さっそく教室の一番目立つところに飾らせていただいております(笑。

改めて升田さん、この度は貴重なお話を本当に本当に、ありがとうございました!

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TECTECスクールでは定期的に、業界の最前線で活躍されている方々を講師としてお招きし、特別講義を行っています。

本イベントは原則、当スクールの利用者様に限り無料で参加可能なイベントですが、当施設利用をご検討中の方・関係者の方に限り、見学申し込みを受け付けております。お気軽にお問合せくださいね。

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